不動産売却にかかる登記費用はどちらが払うの?

投稿日:

不動産売却にかかる登記費用はどちらが払うの?

抵当権抹消登記

通常不動産を売却するときは「不動産の名義」を変更する作業をします。不動産の名義を変える事は「登記簿」上の名義を変えることです。抵当権という「借金の担保」が付いたまま売買をするのは違法ではありません。抵当権とは、金融機関などがお金を貸す際に、不動産や権利(地上権など)或いは動産(自動車や機械、船舶、飛行機など)や財団に設定する担保のことです。しかしながら、通常は「決済までに抵当権を抹消して購入者へ引き渡す」旨の契約が行われます。

つまり売却する側には「抵当権抹消登記」をすることが必要になります。

購入する側が「抵当権抹消登記」をする必要はありません。抵当権抹消、すなわちローンの完済をしないと始まりません。もちろん、全額を返済しないといけません。ローンを「繰り上げ返済」することになります。この際には、お金を借りていた金融機関に手数料を支払う必要があります。いわゆる、「全額繰上返済手数料」です。繰上返済手数料としては返済する期日によっても違いますし、ローンの契約の種類によっても違ってきます。3,240円から32,400円ほどまで大きな違いがあります。また、この手数料以外にも保証料返戻事務取扱手数料を1万円~支払う必要がある場合もあります。「融資手数料型」および保証料のお支払方法が「保証料金利上乗せ方式」の契約の場合は不要なときもあります。ローンをご完済された場合、設定登記をしている抵当権を抹消するための書類を送られてきます。抹消登記のお手続きをする際の司法書士への報酬等は売却する側の負担となります。

このように「抵当権抹消手続き」の費用は売却する側の負担です。では、その後の「売却」後の名義を購入する側に移す登記はどうでしょうか。名義を変える登記は「所有権移転登記」といいます。「所有権移転登記」の費用は一般的には「購入する側」の負担となります。しかしながら、「登記費用は誰が負担するか」は法律では決まっておりません。購入する側も売却する側も平等に負担するのが一般的です。だいたいは「購入する側」に金銭的負担が大きいので、不動産業者によっては負担を売却する側に求める可能性もないとはいえません。

登記名義人住所・氏名変更登記

しかし、「名義」を変えるにも売却する側の名義が違っている場合もあります。例えば、親の不動産を相続したものの、売却が決まるまで名義を変えない場合もあるでしょう。この際誰が「相続による所有権移転登記」の費用を負担するのでしょうか。それば、当然ながら「売却する側」の負担となるでしょう。売却する不動産が売却する側の名義と違っていては司法書士は購入する側への名義に変更するのは厳しくなります。また、売却する側が住所変更していたにも関わらず、登記の住所変更をしていなければ住所変更登記が必要になることがあります。これは、売却する側が負担するのが当然とする考えもあります。一般的には売却する側に負担を求めるのが多いでしょう

 

登記は必ずしも必要だとは限らない

しかしながら、登記が必ず必要でないケースもあります。例えば古家付きの土地を購入する際、古い家を取り壊すときです。古い家の名義を変えても、また壊すので、「閉鎖登記」をする必要がでてきます。手数料が多くかかってしまい、意味がないので、「登記」を前の持ち主のまま「閉鎖登記」をするのが便宜上多いです。

 

登記費用の負担は法律上は誰か決まっていない

売却予定の不動産を手放す気持ちが売却する側に少なく、購入する側が「どうしても欲しい物件」であれば購入する側が全部「登記費用」を負担する可能性もあります。逆に売却する側が「どうしても不動産を手放したい」をいう気持ちが強ければ売却する側がすべて「登記費用」を負担する場合もあります。「登記費用」は誰が負担するかは決まってはいません。トラブルにならないように不動産業者と連携して登記費用の話し合いは契約前にしておきましょう。

 

登記費用まとめ

売却をする側がローンで不動産を購入した場合「抵当権抹消登記」をします。

 ①登録免許税

 ②登記事項証明書

 ③登記情報調査(全部事項)

 ④司法書士への報酬

これが司法書士にかかるお金です。①については、1不動産につき、1,000円かかります。売却予定の不動産が土地+建物であれば、不動産ですから、2,000円となります。

更に金融機関に支払うお金があるので、売却の際にはある程度お金を用意しておく必要があります。

 また、名義人を変える場合も司法書士に依頼するのに費用が発生します。

 ①登録免許税

 ②登記事項証明書

 ③登記情報調査(全部事項)

 ④司法書士への報酬

抵当権抹消登記と同じようにかかります。④の報酬としては、1万円後半が相場です。すべて合わせて2万円程度です。

もし、購入者の名義変更の登記も負担するなら

 ①登録免許税

 ②登記事項証明書

 ③司法書士への報酬

①、②に関しては実費になります。

①の登録免許税については固定資産評価額×20/1000で計算されます。

②は登記の情報見落としなく、全て確認ための証明書となっております。1通あたり600円です。若い司法書士の先生ならオンラインで証明書がとれますから、オンラインでとるならば480円または500円でとることが可能です。

③は前述の通り、司法書士の先生によってまちまちです。所有権移転登記だと4万5千円~が相場だといわれています。

名義変更等など簡単な登記なら自分でできないことはありません。まずは信頼のおける不動産業者を見つけるのが先決でしょう。

無料査定実施中 メールでの問い合わせはこちら


  
024-937-3067
[ł̂₢킹sY𔃂I肽I