不動産売却後の引越しは?時期と費用について
今住んでいるお家を売るとなると
次に住む家が決まっていたとしても、
契約の日は決まるのはいいけど、
いつ家を引き渡さないといけないのか
気になります。
新しいお家を探していない方は
いつ引き渡しが発生するか知っておかないと困りますよね。
住む家がなくなりますから。
また、引越し費用がどれくらいかかるのかも
悩むところ
今回は売却後のお引越しのあれこれについてお話いたします。
売却後の不動産の引渡し時期と引っ越すタイミングについて
基本的に不動産の引渡しは「残代金の決済時」といわれています。
そもそも不動産の売買契約の際
お金をすべて支払うことは通常はありません。
「手付金」を50~200万円ほど支払い、残金を引き渡し時に渡します。
引き渡す日日は売却した側と購入した側で打ち合わせて決めます。
不動産は一般的に高い買い物なので
サラリーマンが購入する際は「ローン」を組むことがほとんどです。
ローン手続きの決済日が決まれば
その決済日前までに「引越し」を済ませておかなければなりません。
もしローンを組まなければ
残代金の授受と同時に物件の引渡しが発生しますから
引越しの時期がある程度相談できるかもしれません。
引越し費用について
引越し費用が高くなる時期をご存知でしょうか。
一般的には会社の人事異動が多くなる「3~4月」と言われています。
3月にお引越しとなると、引越し業者も忙しくなり
費用がどーんと跳ね上がります。
普通の月の1.5倍以上になることもあります。
また、引越しをしたい土日は埋まっていて、
なかなか希望の日に引越しができないケースもあります。
契約をする話が出たら、早速引越し業者を探し、見積もりをとることをおススメします。
引越し見積もりサイトで仮に見積もってみました。
【例】家族4人 引越し先が15km以内
通常期:64,800円
繁盛期:91,350円
もし、遠方だったらどうなるのでしょうか。
【例】家族4人 引越し先が500km以上
通常期:220,800円
繁盛期:350,000円
遠方の繁盛期だと10万円近く違いがあります。
購入側が住みたい時期を急いでいなければ
繁盛期を避けてもらうよう交渉するのもよいでしょう。
引越しをする前の準備について
もし引越し先が現在住んでいる場所より遠方だった場合は
ガソリン代や人件費もその分かかってきます。
もう新しい住居が決まっており、すぐ住める状態であれば
売りにだした時点で転居することをおススメします。
ただ、売却予定の不動産にいつまでも荷物を置いたり
物置にしたりすると
いざ、売却となると、バタバタします。
「いつでも売りに出せる状態にすること」が大切です。
また、遠方に住んでしまい、なかなか管理が難しいケースもあります。
売却を委託している業者は基本的に掃除等は念入りには行いません。
よっぽど、売りに力を入れている不動産業者なら
無償で掃除を引き受けてくれるでしょうが・・。
売却予定の物件を誰に見せても
「清潔」だと思える状態にしなければ長く売れ残ってしまいます。
早く売りたいと考えているなら
別様金で、クリーニングを入れたり
業者に管理料を支払い、安全にクリーンに管理してもらうこともできるでしょう。
固定資産税もかかりますので
住んでいないおうちは早く売却することをお勧めします。
住んでいるなら、
お客様が内見にいつ訪れてもよいように
部屋を片付けておきましょう。